||:医療保険のハナシ:健康保険・国民健康保険との関係その2
前ページまでで、「健康保険・国民健康保険」がかなり手厚いこと、そして、一定額以上の負担にもさらに高額療養費制度があることを説明しました
民間の医療保険はいらないのでは?
いえいえ、「一生涯健康なら」不要でしょう。
そういう私自身、比較的健康と思っていましたが、思いもかけずスポーツ時のけがで、医師には大変お世話になりました。
|:健康保険では補えないものがたくさんある
・入院時の食事代
・入院したことによってかかる雑費や日用品代
・差額ベッド代
・保険適用外の治療費や手術代
・高度先進医療費
・家族の見舞いの交通費
・自由診療など
これらは、健康保険の3割負担は通用しません。
入院時食事代は、健康保険の入院時食事療養費でカバーできるかどうかで異なります。
|:1日14000-15000円かかる?!
もちろん、あなたが、どういう病気やけがになるか、どういう病院に入院し、治療はどういうものか、家族の見舞いが毎日必要か、はたまた、入院なのか通院なのかで異なってきます。
上記のPDFをご参照ください。
*医療費内訳は詳しくやると複雑になるので、また別の記事にて機会を改めます。ここでは、「健康保険等」でカバーできない負担があるということだけ把握していただければ大丈夫です。
|:貯金で対応?それとも医療保険?
医療保険は契約に沿って「入院したら1日●●円」「所定の条件の手術したら▼▼万円」などの給付が受けられる民間の保険会社が提供する保険です。
前述のカバーできないお金を、貯金で、対応する人もいます。
でも貯金を減らしたくない方は医療保険を検討する価値は十分あります。
|:追記
何度も言いますが「一生涯けが・病気にならない」「なっても医者にはかからない」或いは「貯金で支払う」なら、民間の医療保険は不要です。医療費の高騰や健康保険の負担増を考えるととても経済的リスクのある考え方だと思いますが、最終的には、お客様自身が決めることですのでその決断を尊重します。
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